NHK大阪放送局は4日、1日からスタートしたNHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の追加キャストを発表した。安達祐実(40)がNHKの連続テレビ小説「ひまわり」(96年前期)以来25年ぶりに朝ドラ出演することになった。

女優美咲すみれ役を演じる安達は「25年ぶりに“朝ドラ”に出演させていただくことになりました。とてもうれしく思っています。当時は子どもだった私が、大人になり、またこうして“朝ドラ”の世界に役として生きられることを、なんだか不思議で感慨深く感じています」とコメントした。

安達の起用について制作統括を務める堀之内礼二郎チーフプロデューサーは「スタッフを含めてみんなが(安達さんを)好きだったという思いがありました」と話し、役どころについて「ひなたに、いけずな感じになったり、時には味方になったり、すごくヒロインに影響を与える重要な役割です。女優さんが女優を演じる難しさがあると思います。安達さんはきっとそこをステキな雰囲気で演じてくださると思います」と期待を寄せた。

同ドラマは大正時代末から令和までの約100年の時代を、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘の3世代の生き方を描く。朝ドラ史上初となる3人のヒロインが登場する。最初のヒロイン・安子を上白石萌音(23)、安子の娘るいを深津絵里(48)、るいの娘ひなたを川栄李奈(26)が演じる。