元乃木坂46で女優の桜井玲香(27)が5日、都内で、初主演映画「シノノメ色の週末」(穐山茉由監督)の初日舞台あいさつに、共演の三戸なつめ(31)岡崎紗絵(26)らと登壇した。

同作は、放送クラブで苦楽を共にした3人が、取り壊しの決まった母校の校舎で再会する物語。映画初主演の桜井は「改めて今日から全国公開ということで、もう1段、緊張のレベルが上がるというか、何とも言えない高揚感に包まれています」と笑顔を見せた。

今月2日に誕生日を迎えた岡崎は「26歳になって、新たな気持ちで初日を迎えられてうれしいです」とニッコリ。新たにトライしたいことを問われ、「神社巡りをすることが好きなんですけど、熊本に気になっている神社がありまして…。そこに行ける状況になったら行ってみたいなって思います」と願望を明かした。

三戸は、映画の感想をエゴサーチしていると明かし、「(宣伝等で)すごい駆け抜けてきたので、『やっと初日かー』って思っています。みんなでステージにいて、お客さんが目の前にいるこの空間がすごい幸せだなって感慨深いです」と語った。

イベントでは、撮影時の桜井の印象がトークテーマに。三戸は「引っ張ってくれている感じがありました。初主演って心にも負担があるだろうし、すごいなって思うんですけど、こうやって仲良くお仕事できて、よかったなって思います」。岡崎は「撮影になると集中して、その場にいてくださるので、作品の空気に引っ張ってくれる。アツい心を持っていて、勉強になるなということがすごくありました」と感謝した。

桜井は「私にとっては、最初で最後の特別な作品です。赤の他人である自分に歩もうとしてくれる人がいるんだっていうことが、本当に幸せ者だなって改めて思いました。今日から公開なので、この作品が1人で歩んでいけるようにまだまだ、頑張って行かなきゃなって思います」と呼び掛けた。

中井友望(21)佐藤ミキ(25)も登壇。