広瀬すず(23)がデビュー10周年の節目を迎え、企画段階からスタッフとしても参加した、自己プロデュースともいうべき記念写真集「レジャー・トレジャー」(講談社)を、22年2月18日に発売する。

広瀬が足掛け3年にわたり、信頼するスタッフとともに幾度もの打ち合わせ、撮影を重ね、原稿を書き、さらには装丁やデザイン案まで出して丁寧に編み上げた写真集となる。ブックインブックとして、広瀬直筆のテキストと自身が撮ったカットを掲載したオリジナルページは必見だ。

広瀬が目指したのは、気が向いた時にふと手に取って何度でも見返してもらえる、見ている人を優しい気持ちにさせる「絵本のようなテイスト」の写真集だ。世界のあちこちへ行ったわけでもなく、刺激にあふれたカットが続くわけでもないが、写真集の中には作り物ではない笑顔と、本当に楽しんだキラキラした時間がたくさん詰まった“本当の広瀬すず”がおり、今の広瀬を感じられる、いわゆるグラビア写真集とは一味も二味も違う本になった。

パートナーとしてシャッターを押し続けたのは、国内外の数々の賞を受賞する写真家・映像監督の奥山由之氏。デジタル全盛の時代にあって、全編フィルムを使用し、広瀬の飾らない素顔を切り取り、今までにない広瀬をとらえた。

「レジャー・トレジャー」は、全184ページで定価3850円(税込み)で、通常版のほか広瀬の生まれ故郷の静岡版、ヒロインを務めた19年のNHK連続テレビ小説「なつぞら」の舞台となった北海道・帯広版の計3タイプ(本体は同じだが付録でついてくるポストカード2枚が異なる)を発売。静岡版、帯広版の販売方法詳細は後日、「レジャー・トレジャー」公式ツイッターで発表する。

広瀬は、TBS系「情熱大陸」(日曜午後11時)に7日、14日の2週連続で登場することも話題となっている。