オランダのアムステルダム生まれで、同国の最難関アムステルダム大法学部1年に在学中の日蘭ハーフ、真理子フロレンティーナ(17)が、日本での芸能活動を開始した。2年前の夏に故郷の東京に帰省した母と一緒に帝国ホテルのカフェにいたところを、フリーアナウンサー生島ヒロシ(70)にスカウトされた。若さと美しさと知性を備えたグローバルな新星に聞いてみた。

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オランダの最高学府に入学したばかりの17歳。来年2月に18歳になる。日本と同じく、選挙権を得られる。

「18歳になったら、絶対に投票に行きたいと思います。自分の住んでる国のルールがあって、自分で投票すると自分の力を国に入れられるみたいな感じがする。そういうことが大事なんだと思うので行きたいですね」

気候変動の問題にも強い興味を持っている。

「意識を高めたい気持ちはあります。すごい大事なことだと思うんで、個人的にもいろいろできることがあると思う。オランダで私の住んでいるところの道でも、ソーラーパネルがあったりする。CO2のことを考えて、肉とかをあまり食べない人とかもいます」

1歳年上で地球温暖化の弊害を訴えるスウェーデンの活動家グレタ・トゥンベリはヨーロッパの若者に強い影響を与えた。

「いろいろな街でデモが起こったんです。若い人、本当に私ぐらいの年から、若い人が大事なことについて考えてます。私もハーグで行われたデモに参加しました。ちゃんと学校に届けを出して、親の許しを得れば学校を休んでよかった。デモと言っても乱暴なものではなく、みんなで歩くものです」

日本での芸能活動を見据えながらも、アムステルダム大への復学、そしてその先も考えている。

「ちゃんと大学に通って勉強を頑張って弁護士になって、オランダとかだけじゃなくて、いろいろと世界的な事もしたい。その上で、こういう芸能活動ができてたらやれたらいいですね。どっちもやりたいっていう感じかな」(続く)

◆真理子(まりこ)フロレンティーナ 2004年2月20日、オランダ・アムステルダム出身。アムステルダム大法学部在学中。趣味は乗馬、旅行、バレエ、料理、バイオリン、絵画。165センチ、B78-W58-H82センチ。