南果歩(57)が11日、インスタグラムを更新し、11日に亡くなったことが発表された瀬戸内寂聴さんへの追悼のコメントを発表した。

「異国の地で寂聴先生の訃報に触れ、私の心は京都寂庵に有ります。幾度、寂庵に先生を訪ねたことでしょう。私の不幸話を笑い飛ばし『あなた、これからが人生楽しいんだから、たくさん恋をしなさいよ!』と、いつも励ましてくださいました。先生の法話と笑顔に救われたのは私だけではありません。」

最後に会話をしたのは、寂聴さんが99歳の誕生日を迎えた5月15日の電話だったという。

「最後にお電話でお話したのは今年の先生のお誕生日でした。『先生だけが100歳のアイドルになれる方ですよ』とお伝えすると、『あら、それ悪くないわね』と、また2人で笑い合いましたね。最後まで連載を抱え、作家として命を燃やし続けた先生を敬愛して止みません。そして、先生のお言葉と笑顔はこれからも私の支えとなるでしょう」

その上で、南は「お側で先生の生き方に触れることができた幸せを、先生が旅立たれた後に、より一層感じるのだと思います。今は寂しくて堪りません。寂聴先生、もう一度会いたいです。心からの感謝をお伝えしたいです。」(コメントは原文のまま)と寂聴さんに感謝した。