作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが99歳で亡くなったことを受け、寂聴さんの小説「花芯」の映画版で主演した女優村川絵梨(34)が11日、インスタグラムを更新し、追悼メッセージを寄せた。

村川はストーリー機能を使い「寂聴先生を想う夜」とのコメントとともに、和服姿の背中を見せた映画のカットを公開した。

小説は寂聴さんが瀬戸内晴美の名で1957年に発表。女性の愛欲を赤裸々に描き「新潮同人雑誌賞」を受賞したが、性愛描写が多く含まれ、当時は「子宮作家」と酷評の声も上がった衝撃作。村川は16年公開の映画で、あでやかな和服姿や林遣都との濃厚なラブシーンなどを披露した。