声優で歌手の宮野真守(38)が18日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた米アニメ映画「ボス・ベイビー ファミリー・ミッション」(トム・マクグラス監督、12月17日公開)吹替版完成披露試写会で、周囲の印象と自らのギャップについて聞かれ「何だろうな、自分の声が好きじゃないとか。声優に向いてるとか、思ってない」と答えた。

宮野は劇中で、ムロツヨシ(45)が18年の前作「ボス・ベイビー」から続投して演じるボス・ベイビーの兄ティムを演じた。宮野の思わぬ告白に、ムロが「そんなに良い声、しているのに?」と驚くと、宮野は「そんなもんですかね」と答えた。

またムロから「宮野さんはミステリアス」と突っ込まれると「皆さんの印象的にはミステリアス?」と苦笑した。ムロが「つかみどころがない…この仕事にはいいじゃないですか?」と続けると、宮野は「人が好きだから…自分で楽しく話しちゃうから、逆に見えないのかも知れない」と答えた。ムロが「僕は近づくのに、すぐ見透かされる」とボヤくと、笑った。

また宮野は、もう1つのギャップとして「泳げない」と明かした。ムロから「ジムとかで泳いでそう」と突っ込まれると「全然、泳げないです」と苦笑した。