漫画「ONE PIECE」の原作者・尾田栄一郎氏(46)が総合プロデューサーを務めるアニメ映画「ONE PIECE FILM RED」が製作され、22年8月6日に公開されることが決定した。21日、放送1000回を迎えたフジテレビ系アニメ「ワンピース」(日曜午前9時半)の番組内で発表された。

尾田氏は製作・配給の東映を通じて直筆のコメントを発表した。その中で、この日、解禁されたティザービジュアルに描かれた、ヘッドセットマイクを着けて空に向かって歌う、映画オリジナルのキャラクターが女性であることを示唆した。

「映画作ってるよー!!『RED レッド』!! 映画で伝説のジジイ描くの もう疲れたんだよ!笑 ちょっと女子描かせてくれ! 今、僕らが作りたいキャラクターはこいつだ!! っていうスタート。そして今やONE PIECEと対極にいるんじゃないの? っていう谷口悟朗大監督は実はルフィをこの世で初めてアニメ化してくれた人だって知ってました? さー、続報では『ビックリ砲』をたくさん用意してございます。新作『RED』!! 空想しながら超ご期待ください!! Eiichiro Oda」

尾田氏のコメント通り、過去の「ONE PIECE FILM」シリーズのオリジナルキャラクターは

09年「-STRONG WORLD」:大海賊「金獅子のシキ」(声=竹中直人)

12年「-Z」:NEO海軍総帥「Z」(声=大塚芳忠、鈴木真仁(子供時代))

16年「-GOLD」:家事の王ギルド・テゾーロ(声=山路和弘、櫻井孝宏(青年期))

と男性で、しかも年齢層が高めの強力な敵として登場してきた。