柳楽優弥が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」(土曜午後10時)第6話が20日、放送され、平均世帯視聴率が8・8%(関東地区)だったことが22日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は5・1%だった。

第1話は9・2%、第2話は7・9%、第3話は8・0%、第4話は6・8%、第5話は7・4%だった。

同作は、高瀬志帆氏の同名漫画が原作で、中学受験の実態をリアルに描いている。柳楽演じる主人公の最強で最悪なスーパー塾講師・黒木蔵人が奮闘していく。

第6話では、夏期講習期間中の桜花ゼミナール吉祥寺校に、突然、制服姿の大森紗良(住田萌乃)がやってくる。黒木(柳楽優弥)の手伝いで来たという紗良は、Aクラスの不登校の生徒・柴田まるみ(玉野るな)に、自分が通っている二葉女子学院の話を聞かせる。

自由な校風に興味を持ったまるみだったが偏差値の高い二葉女子学院はまるみにとってかなりの難関校。しかし、まるみは授業前の自習室に姿を見せるようになったり、人生初の外泊となる夏合宿に参加を決意したり少しずつ心境に変化が表れていく。そんな努力の甲斐もあり、Ω選抜テストの結果はAクラスからΩクラスに昇格。

早速、夏合宿からΩの授業に参加することになったまるみだったが、慣れない授業のスピード感についていくのがやっとの状況。そんなまるみに、Ωクラスの直江樹里(野澤しおり)は興味を持ち積極的に話しかける。最初はフレンドリーな樹里に戸惑うまるみだったが、少しずつ2人の距離は縮まっていき、まるみの雰囲気にも変化が見られるようになる。しかし、佐倉(井上真央)にはまるみが少し無理をしているように見え…。