ヒップホップグループ、RIP SLYMEのRYO-Z、ILMALI、FUMIYAが22日、同日更新のYouTubeチャンネル「リップチャンネル」内の動画で、元メンバーPESの脱退騒動について語った。

動画には3人で登場。RYO-Zが「昨今、お騒がせした出来事がございまして、ご心配掛けた皆さま、不安に思わせてしまったファンの方たち、改めて申し訳ございません」と代表して謝罪し、3人で頭を下げた。元メンバーのPESは今月1日、自身のSNSで17年にRIP SLYMEを脱退したと明らかにしており、これについて3人は「『元メンバー』は、2017年にRIP SLYMEを脱退しています。これは事実です」と認めた。

発表の際、PESは「彼ら3人には何度も心を折られているので、また同じステージに立つことは想像すらできません」と関係に溝があったことをうかがわせ、現メンバーがSNS上で5人での活動をにおわせる発言をしていたことにも苦言を呈していた。

RYO-Zは、メンバー間でいじめがあったとする一部メディアの報道を否定し、「報道で言われるようないじめは一切ございません」。先月8日にメンバーが行ったインスタライブ中、PESからの参加リクエスト申請を許可しなかった理由については「楽しいセッションになるか分からなかったので、ああいう対応をさせてもらいました」と語った。

今後についても話し、「これからも彼らも活躍していくと思いますし、僕らも3人で楽しい音楽、楽しいエンターテインメント、楽しいライブをまだまだやっていきますので、応援のほどよろしくお願いします」と結んだ。

動画の詳細を記す「概要欄」にも補足コメントをつづり、「当初の報道からしばらく経った今も、全く身に覚えの無い事実で、私たちの人格を否定するかのようなコメントが寄せ続けられているため、この場をお借りして、本件に関するご説明をさせていただきました」と経緯を説明。PESが脱退した当時のことについて「元メンバーが脱退を決意したことは、メンバー全員にとって、非常にショックな出来事でした。本来は、脱退の事実を速やかにファンの皆さまにご報告すべきでしたが、グループの活動休止時期とも重なってしまったため、ご報告ができないままとなっておりました」とした。