ニッポン放送「オールナイトニッポン」55周年を記念する配信舞台「あの夜を覚えてる」が来年3月20日、同27日に上演されることが決まり24日、同局から発表された。俳優千葉雄大(32)、高橋ひかる(20)がダブル主演する。

67年10月2日に放送を開始した「オールナイトニッポン」のパーソナリティー、スタッフ、リスナーの「あの夜」をテーマにした演劇作品で、ニッポン放送館内を舞台に演じ、生配信する。

千葉は、過去に出演した「オールナイトニッポン」で、企画、構成、出演の1人3役に挑戦したこともあるラジオ好き。高橋も、過去に「オールナイトニッポン0(ZERO)」、「オールナイトニッポンX(クロス)」のパーソナリティーを担当している。総合演出は、現在水曜日の「オールナイトニッポン0(ZERO)」のパーソナリティーを務めるテレビプロデューサー佐久間宣行氏が務めるという。

◆千葉雄大コメント「なぜ僕が選ばれたのかわかりませんが、僕が演じる藤尾の気持ちをちょっぴり知っているような気がします。緊張しますが、すてきな皆さんとの共同作業、めちゃくちゃワクワクしてます」。

◆高橋ひかるコメント「今回の配信舞台、自分にとって新しい試みでワクワクが止まりません。ドラマとも、舞台とも少し違う臨場感、リアル感、ラジオの魅力、完全濃縮です。ラジオを愛する皆さんと、ニッポン放送から最高の舞台をお届けいたします!」。

◆佐久間宣行氏コメント「仕事でこんなに深く関わるなんて思いもしない頃から、ラジオにはいくつもの夜を支えてもらいました。楽しい夜、悲しい夜、不安な夜、震災のあった夜…。ゲラゲラ笑って学校に行きたくない気持ちを紛らわせくれたり、先のことを考えて眠れない時には朝までうるさい友人のようだったり。なのでいまだに僕は、自分をパーソナリティーよりもリスナーだと思っています。ずっと聞いてきたラジオの魅力を凝縮したような一夜を、素晴らしいキャストとスタッフの皆さんと作りたいです」。