米歌手マドンナ(63)が、36歳年下の恋人でダンサーのアラマリク・ウィリアムズさん(27)と4人の養子と一緒に妖精エルフに扮(ふん)してクリスマスツリーの飾りつけをする動画を公開した。

クリスマスソングの定番ワム!の「ラスト・クリスマス」をBGMに、サンタクロースの助手として知られる緑色の服を着たエルフに扮したマドンナとウィリアムズさん、次男デヴィッド・パンダさん(16)、次女マーシー・ジェームズさん(15)、双子のステラちゃんとエスターちゃん(9)が、踊りながら天井に届きそうな大きなクリスマスツリーに飾りつけをしている。

愛犬のフレンチブルドッグもおそろいの緑の衣装を着て登場しており、カラフルで個性的なオーナメントを楽しそうに飾る一家の仲むつまじい様子が映し出されている。

マドンナはインスタグラムの投稿に「私は不器用な見た目のエルフ。ツリーに雪のスプレーを吹きかけすぎちゃったみたい。でも、ハヌカ(ユダヤ教の祭事)の最終日にクリスマスツリーを飾って祝うのは楽しかった」とコメントを添えている。

8日間毎日1本ずつろうそくの火をともしてお祝いする光の祭典とも呼ばれる伝統的なお祝い行事ハヌカは、今年は6日が最終日だった。ユダヤ教の神秘主義思想カバラの信者として知られるマドンナは「イエス・キリストはユダヤ人で、ツリーを飾ることは異教徒の儀式。キリストがいつ生まれなのか本当に知っている人はいますか?人生は謎です。だから、私たちを幸せにしてくれるなら、すべての信仰と儀式を受け入れましょう」とつづっている。

マドンナには他に、元パートナーとの間にモデルの長女ローデス・レオンさん(25)と元夫で英監督のガイ・リッチー氏との間に長男ロッコ・リッチーさん(21)の2人の子供がいる。(ロサンゼルス=千歳香奈子)