漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2021」の決勝が19日、行われ、お笑いコンビ、オズワルドが最終ラウンド進出を決めた。

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「友達がいない人」のネタを披露し、合計665点を獲得し、残り2組の出番を前に3位以内が確定した。

オズワルドは決勝進出10組中、7組が終了時点で2位のロングコートダディに16点差をつけ、首位を守っていた。審査員の評価も高く、ダウンタウン松本人志は「これだけ期待されながら、この期待をちゃんと乗り越えてくる。めちゃくちゃ面白かったですね」と絶賛。オール巨人 も「直すところないんじゃないていうぐらい。本当に良くなっている」。ナイツの塙宣之は「畳1畳あればできる話芸。素晴らしいと思います」とたたえた。

同大会は、決勝進出9組プラス敗者復活戦の勝者の計10組がファーストラウンドでネタを披露する。7人の審査員(オール巨人、上沼恵美子、立川志らく、サンドウィッチマン富澤たけし、中川家・礼二、ナイツ塙宣之、ダウンタウン松本人志)がそれぞれ100点満点、合計700点満点で採点する。合計得点の上位3組がファイナルラウンドに進み、2度目のネタを実施し、最も審査員票を多く獲得した組が優勝する。

王者には、漫才日本一の称号と賞金1000万円が与えられる。

◆オズワルド 吉本興業所属。畠中悠(87年12月7日、北海道生まれ)と伊藤俊介(89年8月8日、千葉生まれ)によるコンビ。ともにNSC東京17期。14年結成。3年連続3度目の決勝進出。伊藤は女優伊藤沙莉(27)の兄。