NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の11日に放送された第49話の平均世帯視聴率が17・2%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第39話の17・9%だった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、るい(深津絵里)はためていたお金で「On the Sunny Side of the Street」のレコードを買うことに決めた。ところが早速聞いてみようと電気屋でプレーヤーをみたところ、値段が高くて手がでなかった。そんな様子をみかけた錠一郎(オダギリジョー)は、るいをジャズ喫茶に連れていった。幼いころに母・安子(上白石萌音)と一緒に聞いたルイ・アームストロングの歌声にるいは前向きな気持ちを取り戻していく。

また、錠一郎からジャズの雑誌を受け取る。トランペットの吹き方も教わるなど、るいと錠一郎の距離はさらに近付いていく。