NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第55話が19日に放送された。朝の情報番組「あさイチ」も朝ドラ受けし、感動した鈴木奈穂子アナウンサーが目に涙を浮かべた。

※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、トランぺットのコンテストで優勝した錠一郎(オダギリジョー)がるいにプロポーズ。しかし、るい(深津絵里)は大阪に出てきて就職に失敗した自分を救ってくれた上に、クリーニングのことを一から教えてくれた平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)に自分勝手なことはできないと悩んでいた。しかし2人は「いつまでもおられたら困る。こんな店、1代限りでいい」とるいを思いやって語り、送りだそうとする。さらに平助はるいと血のつながりはないが、錠一郎に「娘をよろしく頼みます」と頭を下げた。

るいを支える平助と和子に、鈴木アナは目を潤ませて「素敵な2人ですね。るいちゃんには幸せになって欲しい」と願っていた。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。