タレント上沼恵美子(66)がこのほど、大阪市内で27年続けたテレビ朝日系料理番組「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(月~金曜、午後1時30分)の最終収録を終えた。4月1日に最終回を迎え、27年の歴史に幕を閉じる。

収録されたのは3月28日から4月1日の最終1週間分。「ありがとうの一皿」をテーマに、過去に出演した初代・2代目の先生たちをゲストに迎え、現在出演する3代目の先生たちがとっておきのメニューを調理した。

上沼は収録の冒頭で「最後の1週間です」と感慨深げにカメラに語りかけた。その後はいつもの軽妙なトークで番組を進行した。

最終回のエンディングでは総勢9人の先生に囲まれた上沼が最後のあいさつ。「(調理後の試食で)おいしいものをいっぱいいただきました。またスタミナをつけて、新しい私を見ていただきたいと思っております」と気合のポーズを見せ、深々と頭を下げた。

収録後にはセレモニーが行われ、スタッフや先生から感謝の言葉や記念の花束などを贈られた上沼は感無量の様子。「私の人生で、この『おしゃべりクッキング』に関わらせていただいたことは誇りでございます。ありがとうございました!」と晴れやかな笑顔でスタジオを後にした。