NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第60話が26日に放送された。この日は「回転焼き」がツイッターでトレンド入りした。

※以下、ネタバレを含みます。

結婚して大阪から京都に移ったるい(深津絵里)とジョー(オダギリジョー)。北野天満宮の縁日でたち並ぶ出店の間を歩いていたるいは「回転焼き」を見つける。そして錠一郎と回転焼き屋さんを始めることを決める。

ツイッターでは「回転焼き」が話題となり、トレンド入り。「回転焼き」は地方によって「今川焼き」「大判焼き」など呼び方が異なる。

放送後の「あさイチ」の朝ドラ受けもこの話題で盛り上がった。福岡出身の博多大吉は「回転まんじゅう」。ゲストの千葉出身の増田明美さんは「あまたろう」。

「カムカム」公式ツイッターも「地域によっての呼び方の違いに盛り上がってましたね。回転まんじゅうやあまたろう。みなさんの地域では何て呼んでますか?」とつぶやいた。

視聴者も反応。各地から投稿が相次いだ。

「大判焼き でも今川焼きと呼ぶ地域が多いんじゃないかと思ってる」

「青森県は…おやきって言います」

「関西なので基本的には回転焼き。某有名店舗の商品から『御座候』と呼ぶ人もいます」

「大正生まれの京都の祖母は『太鼓焼き』って言うてました」

「おやき、もしくは十勝大名です(北海道)」「山形県です。あじまんです!!!」

「広島です。二重焼き、なんで二重?と子供の頃から思ってたけど、なるほど上下の生地を重ねて作るからか?」

「岡山では『ふーまん』って言います!『夫婦(ふうふ)まんじゅう』とも」

「高知出身です。たいこまん(太鼓のような形から?)と呼んでいます」

などなど…。

「カムカム」は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。