NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の1月31日に放送された第63話の平均世帯視聴率が18・6%(関東地区)だったことが1日、ビデオリサーチの調べで分かった。第59話の18・5%を上回り、今作最高視聴率となった。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、るい(深津絵里)は女の子を出産し、その子にひなたと名前をつけた。それから10年の時が流れて、1975年。ひなた(新津ちせ)は時代劇が大好きな女の子に成長した。夏休みに入り、ひなたは一子(市川実日子)の娘の一恵と一緒に遊んでばかり。るいはそんなひなたを心配するが、話を全然聞かない。そんなある日、夕立でずぶぬれになったひなたは、クラスメートの小夜子が雨宿りをしているのを目にした。ひなたは傘を貸してあげる。

ひなたは小学校4年生の夏休みを満喫するが、それも終わろうとする頃も宿題をやっていなかった。