グラビアアイドルで女優の繭(32)が明日11日から東京・恵比寿のAtelier Y-恵比寿-で、写真家・福島裕二氏とタッグを組んだ写真展「繭×福島裕二写真展-繭ing-」を開催する。

開幕を翌日に控えた10日、日刊スポーツの取材に応じた繭は、「10代の頃に応援してくださった方で、今は追ってくださっていない方もいる。私は結構覚えていて、今、何しているんだろうなとか思い出したりするんですよ。(写真展は)無料だし、開催中、毎日在廊しているので、気軽に来ていただける。昔応援してくださっていた方も来ていただけたらうれしいし、最近知ったっていう方にも来ていただきたいです」と笑顔で呼び掛けた。

タイトルの「ing」は現在進行形という意味で「今でもグラビアをやっているんだよ」と気持ちが込められている。

10代の頃から大人びたビジュアルだったことから、笑顔ではなく、凜(りん)とした表情を切り取られることが多かった。「カメラの前で笑わないでって言われることが多かった。キリッとしたイメージで撮りたいって言われて」。

今回は、爆笑したような表情豊かなインスタント写真もあり、「福島さんは、笑っちゃいけないという自分の先入観を取り除いてくれた。ありのままの今の自分を残してくださった。いろんな表情を見てもらえるかな」と満足げに話した。

何もしなくても体形を保てた10代とは異なり、30代となった今はパーソナルトレーニングに通い、食事にも気を使ってボディメークに取り組む。一糸まとわぬ、アートのように美しい肉体が切り取られた一枚も展示されている。「お尻を鍛えたいのでスクワットだったり、寝転がって、足を上げる腹筋だったり。腹筋のラインがキレイになるんです」。

10代の頃よりもグラビアが好きになった。「今、会員制のファンクラブをやっていて、撮り下ろしのグラビアを毎月出しています。全部自己プロデュースで、衣装や撮影場所も自分で考えてやっています。より良いグラビアを届けられるようにしたいですね」と今後の意気込みを語った。

同写真展は、20日まで同所で開催され、繭は開催期間中、毎日在廊予定という。水、木曜は休館。