LiLiCo(51)が11日、都内で会見を開き、プロレス団体DDTが3月20日に開催する東京・両国国技館大会でプロレス引退試合を行い、夫の純烈・小田井涼平(50)がタッグパートナーとして参戦することを明らかにした。LiLiCoとプロレスデビュー戦となる小田井は、プロレスラーでDDT運営会社副社長の彰人(34)と組み、男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人組と6人タッグマッチで対戦。セコンドには純烈メンバーの酒井一圭(46)白川裕二郎(45)後上翔太(35)がつく。

会見には小田井のほか、純烈メンバーも出席した。リーダーの酒井一圭(46)は、この日の会見場について「純烈にとって覚悟が必要な場所。3年前にメンバーがスキャンダルを起こした時、謝罪会見を行った場所」と19年1月の、元メンバーのスキャンダルについての謝罪会見と同じ場所だと説明。その上で、着用した黒のスーツは「小田井さんが戦う覚悟を背負うということは、普段の歌唱の衣装じゃなく、この衣装がいいのではと、約3年ぶりに謝罪会見の衣装を着た」と謝罪会見時以来だと明かした。

小田井のプロレスデビューについては「心から応援する。やはり命懸けの戦いになる。小田井さんが純烈に戻ってこないのではないか? ということを含め、ケガなく終わってくれという願い」と語った。その上で「小田井は俺の中で死にましたという気持ち」と言い切った。白川裕二郎(45)と後上翔太(35)も「僕の中でも小田井は死にました」と繰り返すと、小田井は「死んだの?」と苦笑した。

酒井は13年に都内で行われたDDTの路上プロレスに純烈が参戦したことを振り返り「6人でやった時、男色の技を食らったメンバーが脱退した。逃げて良いから食らわないで欲しい、1発でも食ったらアウト」と小田井に技を受けないようアドバイスした。その上で「妻のために命を張る方。無理をして欲しくない。でも、ケガをしたら、レスラーを出して欲しい。細部を詰めたい」と、小田井がケガした場合、DDTにレスラーを出して欲しいとリクエスト。そして「辞めたメンバーも『小田井さん頑張れ』と応援している」と語った。

LiLiCoは「何かあったら私が入る。(スキャンダルでメンバーが)1人、減った時も『LiLiCoが入れ』という声があった」とアピールした。