俳優の東出昌大(34)が、所属事務所との専属契約を解消したことが15日までに分かった。

株式会社ユマニテは14日付のホームページで「弊社は2022年2月14日をもって東出昌大との専属契約を解消いたします」と発表した。

その上で契約解消に至った背景を説明。「2020年1月の東出昌大の不祥事以来2年間にわたって、弊社はさまざまな問題に全力で対処してまいりました。そして、また、彼の俳優としての再生への道も模索してまいりました。真摯に1つ1つの作品を重ねてゆくことで東出昌大の俳優としての再生の可能性をいつか見つけられるかもしれないという思いでした。当然それは彼自身も同じ思いで進んでいるはずだと思っておりました。しかし昨年秋、東出の配慮に欠ける行動でその再生への道は頓挫いたしました」と報告した。

東出の女性関係については、昨年からたびたび週刊誌などで報じられていた。21年10月の文春オンラインでは「相手は米国人の父と日本人の母を持つ30歳手前のOL」などと報じられた。また、東出が12月上旬、撮影のため滞在していた広島県内に、女性を呼び寄せ一緒に過ごしたことも報じられている。東出の所属事務所は、日刊スポーツの取材に対し「報じられていることは事実です。事実確認をしなくてはいけないこともありますし、今後の対応を検討しているところです」と回答していた。

所属事務所は14日付で「その時私たちが感じたものは怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上共に歩くことはできないという結論に達しました」と説明した。

一方で同社は「改めて東出昌大の作品の1つ1つを思い返しました。それらは東出にとっての宝であると同時に我々にとっても大切な足跡であります。それだけに今回の決断は苦渋の選択でありました」と悲痛の決断だったことを強調。「本日専属契約は終了いたしますがいくつかの未公開の作品もございます。東出昌大が大切なものは何かということを捉え直して再生への道を歩き出してほしいと思います」と結んだ。

東出は20年1月に女優唐田えりかとの不倫が報じられ、同8月に杏と離婚。5年半の結婚生活にピリオドを打ち、3人の子供の親権は杏が持っている。