紗栄子(35)が8日、都内で行われた「国際女性デー/HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs」に出席した。

持続可能な社会づくりに貢献し、さらなる活躍が期待される女性に贈られる「HAPPY WOMAN AWARD」個人賞を受賞した。

紗栄子は、自然災害などによる被災地への支援活動、予防支援などを行う「Thikn The DAY」の代表を務める。国際女性デーを象徴するイエローのドレスでトロフィーを受け取り「このたびはこのような素晴らしい賞を受賞させていただき、大変うれしく思っています」とあいさつ。「この賞は、私1人だけではいただくことはできなかったもの」と周囲のサポートに感謝した。

故郷宮崎で2010年に発生した家畜伝染病、口蹄(こうてい)疫の被害に心を痛め「支援という言葉を意識した」。畜産業のみならず、地域経済や人々の生活にも影響を与え「傷ついていくふるさとのために何かしたいと思う気持ちが強くあったけれど、何から始めたらいいか分からない中、インターネットで見つけた義援金の応募窓口に寄付をしたのが、私の支援のきっかけでした」と振り返った。

19年の台風15号で千葉が甚大な被害を受けた際、SNS上で支援を募ると2日で4トントラック15台分の支援物資が集まったという。「支援の懸け橋になれるようプラットフォーム化し、呼びかけていくことが私たちにできることではないか」と、これを機に支援団体を本格的に立ち上げた。

紗栄子は「支援活動は表に立って言うべきことではないという風潮あるけれど、私はこの賞を今まで一緒に動いてくれた仲間と分かち合いたい。地球上ではいろんな問題がたくさん起きますが、これからも自分たちにできることを1つずつ取り組んでいけたら」とスピーチした。

歌手倉木麻衣、フィットネスプロデューサーのAYAらも受賞した。