ビートたけし(75)19日、13年半にわたってMCを務めたTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」(土曜午後10時)を卒業した。この日は、「たけし卒業スペシャル」として1時間拡大の3時間番組で放送された。

番組終盤、番組から「ビートたけし様 2008年の番組スタートから…体を張ったり…コスプレをしたり…たくさん笑わせてくれた13年半 本当に、ありがとうございました」とテロップで感謝の思いが伝えられた。

たけしは「こちらこそどうもありがとうございました」と感謝し「今年、後期高齢者になり、この番組もちょっと頑張ってやろうと思ったんだけど、体力が無くなってきて、夜遅いと眠くなってきて。だけど、仕事を辞めるわけでもなくて、体と相談して、やりたい仕事もまだ残っているし、映画もまだ編集も終わっていないものもあるし、新しく撮りたい話も来ているし。それやって、簡単にリタイアしないように、いつまでも嫌なじじいでいたいと思っています。これからもよろしくお願いします。また遊びに呼んでください。安住さん、どうもすみませんでした」と話した。

安住紳一郎アナウンサー(48)からは「体大事にしてください」と言葉をかけられた。

番組では最初の1時間で、たけしの功績を振り返った。午後10、11時台では通常の放送と同じように、1週間に起こった主なニュースを扱った。

同番組は、08年10月にスタート。たけしは、昨年12月に身体的負担などを考慮して番組卒業を発表。後任MCには、脚本家の三谷幸喜氏が就任する。