ニッポン放送は24日、実況生中継したサッカーワールドカップ(W杯)アジア最終予選オーストラリア対日本に関し、ラジオアプリ「radiko(ラジコ)」の瞬間最高シェアが70・17%を記録したと発表した。

地上波での中継がニッポン放送のみであったことから、サッカーファンを中心に大きな注目を集めていた。試合は、後半44分とロスタイムにMF三笘薫がゴールを決め、日本の7大会連続7度目のW杯出場が決まるという劇的な展開となった。

同局によると、試合中継時間帯(午後6時10分~同8時5分)のラジコのライブ配信において、配信エリア内で50・62%のシェアを獲得。1都6県16局中、同時間帯首位となった。最高値は8時4分、試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間で、70・17%という驚異的なシェアを記録した。

同局は過去にも93年の米国大会最終予選の“ドーハの悲劇”や、97年フランス大会予選の“ジョホールバルの歓喜”も中継している。今回の劇的勝利に「ありがとうサッカー日本代表! 7大会連続のワールドカップ出場を決めた歴史的な1戦をお届けすることができて光栄です」とコメントしている。