NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の25日に放送された第102話の平均世帯視聴率が17・9%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第96話の19・5%だった。

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同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、いよいよハリウッドの映画製作チームが視察のために来日。英語で映画村を案内するという大役を任されたひなた(川栄李奈)は、緊張しながらもなんとかその役目を果たす。上司の榊原(平埜生成)から、この映画で日本人俳優の大規模オーディションが行われることを聞くと、俳優を辞めて去って行った五十嵐(本郷奏多)のことが頭をよぎる。

ひなたは、映画製作チームでキャスティング・ディレクターを務めるアニー・ヒラカワ(森山良子)と茶屋で言葉を交わし、励まされる。そして英語を上手だとほめられる。

映画村ではハリウッド映画「サムライ・ベースボール」オーディションのエントリーが始まる。ハリウッドのアクション監督がやって来ると聞き、道場に向かうひなた。そこに現れたのは五十嵐だった。ひなたは驚く。