フジテレビの金光修社長(66)が25日、都内の同局で定例会見を行った。

24日にサッカー日本代表が7大会連続7回目のW杯出場を決めたことについて「昨夜日本代表がオーストラリア戦に勝利して、大きな喜びとともにホッとしている」と話した。

カタールW杯中継の放送権はABEMAが国際サッカー連盟(FIFA)との交渉で200億円超で獲得。AbemaTVで全64試合生放送するが、その中からNHKが21試合、テレビ朝日とフジテレビが各10試合を地上波中継することが決まっている。

小川晋一専務は「本戦10試合を放送することが決まっている。配信の放送権はない」と説明した。

日本がW杯出場を決めた24日のオーストラリア戦は、地上波での放送がなかった。26年W杯の放送権について、金光社長は「総合的な条件を鑑みて、その時が来たら判断する」。小川専務は「ファンの声を聞くと、地上波に期待を寄せられている。ありがたいなと思いながら、聞いている。都度都度、判断していきたい」と話した。