NHK前田晃伸会長の定例会見が7日、東京・渋谷の同局で行われ、明日8日に最終回を迎える連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午後8時、土曜は振り返り)についてコメントした。

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今日7日の放送で初代ヒロイン・安子と2代目ヒロイン・るいの母子が再会し、視聴者の感動を呼んだ。前田会長は「どうなるかと気をもみながら見ている。今日で終わったのかなと思ったら、もう1日ある。最後どうなるかは分からないですが」と期待した。

100年にわたる家族の物語。ラジオからテレビへの移り変わりや、劇中に頻繁に登場する朝ドラで時代の変遷が描かれ「自分の年齢を考えながら、昔はこうだったなと思い出しながら見ている」と語った。

最終週まで、アニー・ヒラカワ(森山良子)が後年の安子であると明かされなかったが「冷静に考えたら、最初のヒロインの方(上白石萌音)がそのままおばあさんになったら一発で(安子だと)分かるよなと。少ない知識をフル動員して、やっぱりそういうことになったのか、ということでした」と笑った。