関ジャニ∞大倉忠義(36)が、右低音障害型難聴と両側耳鳴りのため、一定期間活動休止すると29日、ファンクラブサイトなどで発表した。今月25日から休養に入っており、グループは当面の間4人で活動する。7月に横浜・日産スタジアムと大阪・ヤンマースタジアム長居で行われるデビュー18周年ライブ「18祭(じゅうはっさい)」での復帰を視野に入れ、前向きに判断したという。

所属するジャニーズ事務所は公式サイトで「主な症状としましては、低音の聞き取りづらさや、耳鳴りなどがございます」と説明。1年半ほど前から耳鳴りの症状が出始め、定期的に通院しながら様子を見ていたが、今月以降症状が悪化。医者から「一定期間休養すべき」と診断を受けたという。大倉もファンに「だましだましやってきたところ、仕事に集中出来ないほど耳がおかしくなってることに気付きました。ストレスが原因だそうです」と報告した。

関ジャニ∞で主にドラムを担当しており、複数のレギュラー番組も抱え、ソロでもドラマなどで活躍している。18年以降は関西ジャニーズJr.のプロデューサーとしても活動し、多忙な日々を送っていた。ジャニーズ事務所は「責任感の強さゆえ、本人の自覚以上に疲労が蓄積していたことは否めません」とし、「18祭」のステージに万全の状態で臨むため活動休止を決断したという。大倉も「しっかり休養して、また元気な姿を見せられる状態で戻ってきます」と伝えた。

○…大倉の活動休止発表を受け、安田章大(37)が所属事務所を通じコメントを寄せた。「僕ら関ジャニ∞メンバーとしては、休養しながら心と身体をリラックスさせ穏やかに暮らしてくれたらなと話してます。リセット第一です」と強調。自身も脳の良性腫瘍摘出手術(17年2月)の経験があり「どんな病でも症状は日々浮き沈みするもので不安定なもの」と大倉を気遣った。「必ず明るい未来は自分たちで作ることができます。僕らと大切なファンの皆さんみんなで大倉と一緒に近い未来笑い合ってることを楽しみにし向き合っていけたら」と呼び掛けた。