宝塚歌劇団は30日、兵庫・宝塚大劇場で上演中の星組公演「めぐり会いは再び-next generation」「Gran Cantante!!」について、この日(30日)から5月5日までの公演を中止すると発表した。公演関係者から新型コロナウイルスの感染者が出たため。

劇団ではこの日朝、当日公演分を急きょ取りやめると発表していた。その後、状況を精査し、5月1~5日までの上演取りやめも決めた。

「めぐり会い-」は、星組トップ礼真琴が、シリーズ前作で演じた役柄で主演し、話題を呼んでいた。

同劇団では、感染予防策の一環として、公演関係者全員に体調確認とともに、定期的なPCR検査を自主的に実施している。

今回、陽性が確認された関係者は「ご観劇のお客様に直接応対する業務には従事しておりませんが、今後、保健所のご指導も仰ぎながら、施設の消毒など、必要な措置を進めてまいります」としていた。

5月6日以降の上演については、決まり次第発表するという。