タレント中居正広(49)が司会を務めるテレビ朝日系情報番組「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)は7日、ロシアによるウクライナ進攻が長期化する現状、ウクライナ国内に存在する「親ロ派」の実態などを深掘りした。

9日はロシアにとって第2次大戦で対ドイツ戦に勝利した記念日となる。ロシアが攻撃を激化させる可能性が高まっているが、中居は「戦争が終わったとしても、ウクライナのこれからがどうなるのか、建物も生活も戻ってくるのか心配。避難している人も戻ってくるのか」と懸念した。番組ではウクライナ首都キーウ(キエフ)からのリポートをつないで現地の状況を伝えた。

ゲストコメンテーターとして出演したロシア政治に詳しい筑波学院大の中村逸郎教授は「ロシア人の友人によると、毎年5月9日は各地で旗が立てられるなどお祭りムードになるが今年はそうしたものが見られない。ロシア国内でもしらけムードが漂っていると聞いている」と、戦争が終わる一筋の光を見いだした。

ロシア政府は今月4日に、岸田首相など63人の入国を恒久的に禁止することを発表。中村氏も入国を禁止されたロシア政治の専門家の1人。