櫻坂46渡邉理佐(23)が17日、この日発売の卒業メモリアルブック「抱きしめたくなる瞬間」(集英社)のメディアオンライン取材会に出席した。5日後に迫るグループ卒業についての心境も率直に語った。

発売日を迎え、「半年前から準備していたので、今日という日を迎えられてうれしい気持ちと、約7年間の集大成となっている1冊なので、よりたくさんの方に見ていただきたいなと思います」とニッコリ。北海道や沖縄などで撮影。一から制作に関わり希望を伝えたという。「北海道ではスノーボードをさせていただいて。沖縄では夏らしい表情の私もお見せできるんじゃないかなと思います」と説明した。

15年8月、欅坂46に一期生として加入。20年には櫻坂46へのグループ改名も経験。約7年間、常に中心メンバーとして活躍した。21、22日に東京・代々木第1体育館で行われるライブをもって卒業する。「今はリハーサル期間中なんですけど、まだ自分が卒業するという実感が湧いていないので、すごく不思議な感覚です」と明かした。「残り数日、メンバーといっぱい思い出を作りたいなっていう気持ちです」と話した。

「なかなか自分でも不思議なくらい実感が湧いていないので、もしかしたら卒業しないんじゃないかな? と思ったりするんですけど、しっかりたくさん考え直して決めた決断ですし、皆さんが『卒業おめでとう』って言ってくださるのがうれしいので、最後のコンサートまで責任感を持って頑張りたいと思います」

卒業後もファッション誌「non-no」の専属モデルなど、芸能活動を続ける。「自分の時間が増えたりすると思うので、気になっていることに挑戦してみたりしたいです。お仕事も続けるので、いろいろ挑戦していけたらいいなと思っています」と伝えた。

タイトル「抱きしめたくなる瞬間」は、秋元康総合プロデューサーが決めたという。「秋元先生につけていただきました。約7年間の活動を抱きしめたくなるような、いとおしい時間だったなっていう。すてきなタイトルをつけていただいたので、すごく気に入っています。しっかり抱きしめたいなって思います」と笑った。

メモリアルブックの出来栄えの自己採点を聞かれると、「本当に大満足の1冊なので、100点満点、それ以上くらいの気持ちです」と答えた。「思い残すことなくできて、悔いなく作れたのかなと思います」とアピールした。