タレントの壇蜜(41)が18日、文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)に水曜レギュラーとして出演。法務省の法制審議会の戸籍法部会が漢字本来の読み方や意味と異なる「キラキラネーム」をどこまで認めるかの問題点について語った。

壇蜜の本名は「斉藤支靜加(しずか)」。「静」の字が旧字体のためこれまでも多くの苦労があったという。「私もキラキラネームなので苦労していますよ…シズカ(旧字体)。レディースの総長みたいで最初は嫌でした。なんか特攻服を着ているみたいで」と告白。

その上で「(旧字体を)漢字で書ける人がほとんどいないので、電話での説明もめんどくさいし、(病院の)診察券(の氏名欄)も間違ってるし、旧字体は出てきませんし。これ、本当に苦労するから、よく考えたほうがいいと思いますよ」と、氏名に難解な読み方や難しい漢字を使用することについて、自身の体験から個人的な見解を語った。

法務省の担当者は、仮定の事例として「光宙(ぴかちゅう)」「大空(すかい)」は字の意味と関連があるとしており、認められるだろうとの見解を示している。

壇蜜は「これ本当なんですかね。大変なことになってしまいますよ」として、「(子どもにつける名前は)プレゼントですよ、いちばん最初の」と心配そうに語った。芸能活動で使用している「壇蜜」については「すごい楽です」と感想を語った。