元フジテレビアナウンサーで、現在フリーで活動する笠井信輔アナ(59)が19日までにインスタグラムを更新。2018年(平30)5月16日に63歳で亡くなった歌手西城秀樹さんについて思いをつづった。

「5月16日は西城秀樹さんの命日でした あれからもう4年です 私にとって、とても大きな存在だった秀樹さん」と書き出した。

西城さんとのツーショット写真をアップした笠井アナは「28年前に『となりのパパイヤ』という番組でご一緒したのですが、私の世代にとっては、秀樹さんは超スターで、直接お話ができるだけで興奮してしまうほどでした 秀樹さんは、そんな若手局アナの私を誘ってくださって、六本木に2人で飲みに行ったり、本当に素敵な人でした 正直、私にとって『2ショット』は大事件で『俺、いま、ヒデキと二人でのんでるわけ』と、心の中で自分の幸運を喜びました」と思い出を語った。

その上で「我が家の息子たちとも家族ぐるみで一緒に食事をしたり、ホントに楽しい時間を過ごしました。西城家も笠井家も子供は3人 私が抗がん剤治療でつらい時は、ひできさんの厳しいリハビリを思い出し、自らを奮い立たせました」と自身が病と闘った経緯も振り返った。

「なんで、見る方がつらくなるような姿まで笠井さんは公表してきたんですか」と周囲からよく聞かれたという笠井アナ。「それは、秀樹さんの生きざまに影響されたからです」と明言した。

「秀樹さんは『僕と同じ病気の方や、同じ世代のひとに、頑張ってるところをすべて見てもらって、少しでも励みにしてもらえたらいいと思うんだ』と、すべてさらけ出しました」とし「その言葉がずっと心に残っていたからです」と秀樹さんの姿をみて自分を奮い立たせたことを明かした。

「秀樹さんはホントにいい人なんです 今でも、天国から、家族をファンの皆さんを見守ってくれている。そう感じるのは、生前の秀樹さんの生き方が素晴らしいものだったからです 秀樹さん、僕は、まだそちらにはいきません」とし、「『笠井くん、いいね』と、また秀樹さんに言ってもらえるように頑張りますね」と締めくくった。