3月に開局した吉本興業グループが手がける「BSよしもと」の看板番組、「Cheeky’s a Go Go!~行く・見る・味わう・楽しいニッポン~」(月~金曜午後1時)で進行を務める赤間有華アナウンサー(28)をインタビューした。チャンネルコンセプトである「地方創生」に「番組を通して貢献したい」と意気込む一方、プライベートではボクシングのプロライセンス取得へ向け、日々トレーニングに励んでいるという。

もともと体を動かすことが大好き。3歳で始めたクラシックバレエは今でも続けており、宮城教育大時代はサッカー、ベガルタ仙台のチアリーディングチームで活動する傍ら、大学のチアリーディング部では主将も任され、東北大会優勝も経験した。

そんな中でテレビ神奈川時代にリポートの一環で体験したボクシングにハマり、約2年前から「モンスター」こと井上尚弥(29)も所属している横浜市内の「大橋ボクシングジム」に通い始めた。最初はエクササイズ程度のつもりだったが、「大橋ジムでライセンス取得のためのプロテストもやっていて。『とっちゃいなよ』って会長とかにも言われて」と本気で目指すようになったという。

入会当初は手を負傷することも多く「皮とかむけちゃって。血も出ちゃったり。仕事でマイクを持っていると『赤間さんの拳が…』ってみんなから突っ込まれたり」と笑い話として振り返る。「みんな目がガチですからね。顔だけは絶対殴られないぞと思ってガードしてます(笑い)。ゆくゆくは試合も出たいですね」と意気込んでいる。

ジムでは井上のスパーリングを見学することもあり、自身も井上のトレーナーを相手に練習を行う時もあるという。「みなさんにもり立てられて、自分も突き詰めたい性格なので。結構ガチでやっています。ライセンスが取れれば女子アナ界初だと思うので。頑張りたいです」。女子アナ兼プロボクサー誕生なるか。その動向を今後も追いかけていきたい。【松尾幸之介】

 

◆赤間有華(あかま・ゆうか)1994年(平6)5月19日、宮城県仙台市出身。宮城教育大時代はサッカー、ベガルタ仙台のチアリーディングチームにも所属。卒業後の17年に北陸放送へ入社し、情報番組「アカマルジャポン」他、報道からバラエティー番組までを担当。19年から勤務のテレビ神奈川でも、人気長寿番組の情報バラエティー「あっぱれKANAGAWA大行進」を担当。21年1月発売の週刊誌「FLASH」掲載の全国都道府県女子アナ人気ランキングでは神奈川県1位を獲得した。161センチ。血液型O。