「魔術士オーフェン」や「本好きの下剋上」などを手がける出版社TOブックスが、個人でのグッズ制作について注意喚起した。

同社は3日、「【注意喚起】個人でのグッズ制作につきまして」と題した文章を掲出した。「本好きの下剋上」をはじめとしたTOブックス関連作品のグッズの個人制作について、「皆様が常識的な観点を持って『個人で楽しまれる範囲』に限り、弊社では許容してまいりました」としつつ、「しかし、昨今、不特定多数への配布や営利目的と見受けられる販売等『個人で楽しまれる範囲』を逸脱した活動が散見されるようになりました」と許容範囲を超えた行為があることを報告した。

「このままですと、許容できる常識の範囲で楽しまれていた方含め、全面的に個人でのグッズ制作を禁止せざるを得ません」と指摘し、「出来れば厳密に取り締まることなく、皆様に楽しんでいただきたいと考えておりますが、弊社が不適切な活動と判断した場合は、何らかの方法で指摘させていただくとともに、該当者は自己の費用と責任においてその問題を解決していただくこととなりますので、十分ご注意ください」と今後の対応について注意喚起した。