歌手松田聖子(60)が11日、全国ツアーを埼玉・さいたまスーパーアリーナでスタートさせた。

昨年12月に愛娘・神田沙也加さんが35歳の若さで急逝して約半年。ライブ中盤には沙也加さんのデビュー曲で、母娘の思い出が詰まった「ever since」を1万8000人のファンに披露した。

「実は、今からちょうど20年前、さいたまスーパーアリーナのコンサート初日で、(前月にデビューしたばかりの)沙也加は初めてこの『ever since』を歌わせていただきました。あれから20年の月日がたちました。でも、ついこの間のように私は覚えています」と涙をこぼしながら語った。

そして「娘は天国に旅立ってしまいましたが、私の心の中にはずっと生き続けてまいります」と続けた。

歌うことが大好きで、母の歌う姿が大好きだった沙也加さん。その思いを背負いながら、これからも母娘2人で歌い続けていくとファンに誓った。