日本テレビ系「24時間テレビ45」(8月27、28日放送)の制作発表会見が27日、都内の同局で行われ、メインパーソナリティーを務める嵐の二宮和也(39)らが、今回で番組での歌唱がラストとなる歌手加山雄三(85)への思いを語った。

加山は20日に年内をもってコンサート活動からの引退を表明。番組では終盤に加山らが制作した「サライ」を大合唱することが名物のひとつとなっており、加山にとっては今回でラストパフォーマンスとなる。

二宮は「今年はぜひ見たいですし、聞きたい。見てくださる方々と共に体験できたらなと思います」と語り「1度しか流れませんけど、僕は何回でも流れていい歌だと思っているんですよね。みんなでちゃんと加山さんの姿を見て、記憶に残せたらなと思います」と思いを口にした。

2011年から総合司会を務め、今回で12年連続出演となる羽鳥慎一アナウンサーは「実はいつもいろいろとやっているので、生で歌っているところを見たことがないんですよ」と明かし、「今年はぜひ見たいですね」と話した。チャリティーランナーとしてマラソンに挑むEXITの兼近大樹(31)も「僕はめちゃくちゃ早くゴールすれば見られるわけですよね?」と意気込んだ。

今年も番組サポーターを務める徳光和夫(81)は「サライ」が第15回目の放送から生まれたことなどを振り返りつつ「今回が30周年の節目なんですよね。加山さんは『始まりがあれば終わりもある』とおっしゃっていた。国技館でサライをしっかり歌ってくださるんじゃないかなと思います」と期待を込めた。

会見には同じくメインパーソナリティーを務めるHey!Say!JUMP山田涼介(29)Sexy Zone菊池風磨(27)、水卜麻美アナウンサーも出席。同じくメインパーソナリティーを務めるKAT-TUN中丸雄一(38)は体調不良で欠席した。