OSK日本歌劇団出身で女優、講談師として活動する桜花昇ぼると、同じくOSK出身でマルチタレントとして活動する妃那マリカが29日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社に来社。9月9~11日に同市中央区の道頓堀ZAZAで開催されるレビューショー「熱き乱舞!」(主催・一般社団法人JPN dance協会)のPRを行った。

今作は昨年8月に開催予定だったが、コロナ禍で延期が続き1年越しのリベンジとなる。これに桜花は「よかったです、やっと」と喜んだ。日舞パフォーマー花園直道を中心としたJPN danceメンバーとの和と洋のコラボレーションショー。

前半は、今年新たに組み込まれたOSKメンバーでのシーンなど日舞と洋で構成。後半は戦国武将をテーマにして、ラストは去年コロナに立ち向かう応援曲としてリリースされた「希望の詩」でみんなで盛り上がって終われるように締める。

また、花園とともに同曲を作詞したマルチタレントの角田信朗も、ゲスト出演する。

桜花と妃那は13年の付き合い。お互いにOSK退団後も共演できることに桜花が「(妃那は)しっかりしていて、プロデュース能力を持っている」と話せば、妃那は「桜花さんあってのOSK」と信頼関係をみせた。

開催に向けて桜花は「世界の情勢も(ウクライナ侵攻などで)こんなことになってしまって…希望の詩が希望につながる、やっぱり平和も祈るようなエネルギーが発信できたらと思います」と意気込み、妃那は「道頓堀らしいごった煮エンターテインメント」とショーの魅力を表現した。