演歌歌手三山ひろし(41)が30日、東京・中野サンプラザで「三山ひろしリサイタル2022 歌う門には夢来たる!」を行った。ドラム演奏を初披露し、歌唱との“二刀流”でアピールした。

特技のけん玉をはじめ、カブトムシ飼育やドローン、落語など、これまでもさまざまなことに挑戦してきた三山が、今年のリサイタルでは初めてドラムに挑戦した。石原裕次郎さんの「嵐を呼ぶ男」でスティックさばきを見せながら、歌って会場を盛り上げた。

もともと楽器演奏は苦手といい「ドラムを提案された時は、参ったなと思いましたが、いごっそ魂で乗り切りました。裕次郎さんの曲は歌ったことはありましたが、ドラムを叩きながらではどうしても必死感が出てしまいます」と苦笑いした。

また、公演中には「けん玉刑事」と題したミニドラマも放送し、演技も行うなど、まさに多種多様な活動を行っている。胸を張って「○刀流」と言えるのは、歌とけん玉と落語の“三刀流”というが「とにかく皆さんに喜んでいただければ」。6月ながら連日の猛暑に「今日も卵が生まれてうれしかったんですけど、クワガタは25~26度くらいがちょうどいいので…。大事に室内で育てています」と苦労も明かしていた。