テレビ朝日の篠塚浩社長が5日、東京・六本木の同局で定例会見を行った。6月に新社長に就任後、初の定例会見。

前社長の亀山慶二氏は、不適正な伝票処理で会社経費を私的に使用したなどとして今年2月に辞任している。

篠塚社長は「まずは一連の不祥事を受けての就任。最優先にするのは信頼回復だと思っています。誠心誠意努めてまいります」と抱負を語った。そして「入社以来、36年にわたって報道局で働いてきました。報道機関としての役目でいうと、36年の経験が役立つと思う」と続けた。