東山紀之が主演するテレビ朝日系ドラマ「刑事7人 シーズン8」(水曜午後9時)の第1話が13日に放送され、平均世帯視聴率が11・3%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・3%だった。

東山演じる天樹悠刑事を中心に、人間模様とサスペンスのあふれる人気シリーズ。ジャニーズWESTきっての演技派・小瀧望が東大卒の新人エリート刑事・坂下路敏役で初参加している。

第1話は、新専従捜査班に新人・坂下が配属された。東大卒のキャリア組だが、新専従捜査班をエリート集団と認め、希望して配属されてきたという。爽やかでフレッシュな新人の登場を歓迎する面々。教育係は水田環(倉科カナ)が務めることに。

そんな中、大学教授が胸を万年筆で刺される殺人事件が発生。天樹、水田、海老沢芳樹(田辺誠一)、野々村拓海(白洲迅)、そして青山新(塚本高史)らは現場に臨場。万年筆を何本も胸に刺すという犯行に、犯人の異常さを感じた。

片桐正敏(吉田鋼太郎)を中心に、捜査会議が始まったが、被害者は“アカデミックハラスメントで生徒の評判は最悪だとか。そして天樹は、1週間前の女性経営者殺人事件との関連を指摘する。

一方で、シェアボックスから会議にリモート参加していた坂下が、ハンドルネーム“ハラスメントキラー”が、大学教授と女性経営者のハラスメント被害を訴えるSNSに「イイネ!」を押し、犯人しか撮影できない画像をアップしていたことを突き止める。堂本俊太郎(北大路欣也)の司法解剖によれば「犯人は殺意よりもこの殺人を誇示している」というが…。