女優上戸彩(36)が15日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで、「特別展アリス-へんてこりん、へんてこりんな世界-」(16日~10月10日まで)オープニングイベントに出席した。

19世紀から現代にかけて、アート、映画、音楽などさまざまなジャンルで表現されてきた「不思議の国のアリス」の世界を紹介する展覧会。

上戸は同展示のサポーターを務め、白いレースのロングワンピースで登場した。「不思議の国のアリス」は親しみのある物語といい、「女の子ならみんな通ってるんじゃないかというくらい、なじみのある作品です」と笑顔を見せた。

自宅にはアリスグッズが豊富で「仕掛け絵本が日本語版と英語版であったり、子供用のコスプレ衣装があったり。自然と家にありますね」。わが子もアリス好きに育っているようで「3歳くらいの時に買った、ぶかぶかのアリスの衣装がぴったりになった。女の子の友達が来たら音楽をかけて踊ったりしています」と、子育ての様子を明かした。

上戸は音声ガイドのナレーションも担当しており「作品を見に来る方が主役なので、先入観を持たれないようにシンプルにしゃべったつもりです」。イベント前には自身の声を聞きながら展示会場を周ったといい、「自分の声に全然聞こえなくて、いい声だなと思いました」と笑わせた。

展示タイトルにちなみ「自分のへんてこりんなところ」を聞かれると、「マッサージを受けている時に、寝ちゃうともったいないので絶対に起きていようと思うけど、寝てしまう」とあらがえない眠気に苦笑い。「半分損した気持ちになっちゃう。気持ちいいという感じを1秒でも味わっていたい」と話したが、頭が“弱点”のようで「頭を触られると寝ちゃいません?」と問いかけていた。