1日放送された女優波瑠(31)の主演するフジテレビ系連続ドラマ「魔法のリノベ」(月曜午後10時)第3話世帯視聴率が2日、6・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と分かった。初回から7・4%、6・7%だった。

個人視聴率は3・7%。初回から4・1%、3・8%だった。

住まいに新たな価値を創り出す「住宅リノベーション」をテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題の“魔物”に立ち向かう。波瑠演じる主人公・真行寺小梅と、間宮祥太朗(29)演じるシングルファーザーの福山玄之介が「まるふく工務店」の営業職のコンビとなり奮闘する。

第3話で、海を望む中古の一軒家を購入した加藤浩昌(迫田孝也)・えみり(トリンドル玲奈)夫妻の元へ打ち合わせに向かった小梅と玄之介。勉強の一環として、とにかく家を褒めるようと、小梅から課題を与えられる玄之介。加藤邸の広々としたオーシャンビューのリビングはお世辞抜きで素晴らしく、足を踏み入れた玄之介は大絶賛する。しかし、よく見ると床の一部が修繕されている。

浩昌によると、事故物件だと気づいたのは購入後で、契約時に不動産会社からは何の告知もなかったという。以来、妻のえみりは「住めない!」の一点張り。小梅たちの前でも文句のオンパレードで、困り果てた浩昌は、何とかできないかと玄之介たちに泣きつく。

しかし、設計担当の弟・竜之介(吉野北人)と相談していくつかリノベーションプランを提案するも、えみりの怒りは収まるどころか激しさを増すばかり。目の前で激しい言い争いを始めた夫妻の姿にいたたまれなくなった玄之介は、心霊現象が大の苦手にもかかわらず、自ら加藤邸に一晩泊まって、良い方法を考えると言い出す。

その頃、かつて小梅と別れる原因となった社内のうわさがデマだったと気づいた久保寺(金子大地)は、小梅との関係修復、ひいては復縁を考えていた。しかし、うわさの発端であり、今なお久保寺に思いを寄せる元カノの五十嵐桜子(北香那)に外堀を埋められてしまっていた。