出演者の新型コロナウイルス感染により、開催中の全国アリーナツアー「こんど、君と」の8月3、4日の東京・代々木第1体育館の公演開催を見送っていた、シンガー・ソングライター小田和正(74)が、自身もコロナに感染したことを30日、公式サイトで発表した。

小田は「心からのお詫びとお知らせ」と題した文面を掲載。「皆さん、暑い中お元気でしょうか。この度代々木のコンサートを突然見送らせて頂くことになってしまいホントウに申し訳なく思っています」と切り出すと、「自分も急いでPCR検査を受けましたが残念ながら陽性でした。今は自宅待機で立て直しに必要な時間を検討しています」と報告した。

続けて「皆んなが楽しみにしてくれていた大事なツアー、なんとか万全に近い形で再開したいと思っています。思わぬ事態に対処が及ばないことも出て来るでしょうが、出来る限り前向きに頑張ります。皆さんも慎重の上にも慎重を重ねて日々を乗り越えてください」とコメント。「たくさんの心配をありがとうございます。皆の笑顔に会える日を楽しみにしています。小田より」とつづった。

ツアーは、6月3日に福島・ビッグパレットふくしま公演を皮切りにスタートしており、11月まで開催予定。29日に開催見送りを発表した東京公演の次は、13、14日の沖縄公演が予定されている。