テレビ東京は7日、秋の改編説明会をオンラインで行い、新番組としてウエンツ瑛士(36)MCの経済番組「60秒で学べるNews」(10月19日スタート、水曜午後9時)などを発表した。同枠で放送している「家、ついて行ってイイですか?」は各局の人気番組が並ぶ激戦区の日曜午後8時に移動となる。

「60秒で-」は、「ワールドビジネスサテライト(WBS)」、「ガイアの夜明け」、「カンブリア宮殿」など、特徴的な経済番組を多く届ける同局のゴールデン帯の新たな目玉番組として誕生する。進行にはWBSでもフィールドキャスターを務める入社4年目の田中瞳アナウンサー(25)を抜てき。同局の豊島晋作キャスターや篠原裕明報道局官邸キャップら“名物記者”も出演する。

番組キーワードは「時短」。SNSなどで60秒以内のショートムービーが流行する現状を考慮し、ニュースの背景や意味を60秒で解説する。同局は「キャラクター豊かな報道局の敏腕記者もプレゼンしますのでご期待ください。報道局が全力で挑む経済番組で、他にはない全方位の“テレ東新経済圏”を構築したいと思います」としている。

MCのウエンツもコメントを寄せ「報道番組のMCを務めるのは初めてなので、番組に対して自分ができることを1歩ずつやろうという気持ちでいます。特に大事にしたいのは、現場で起きていることや現場の方たちの心境など。現場の経験がないからこそ、多くのことを吸収しながら学んでいきたいと思っています」と意気込んでいる。

また、月曜深夜にも新番組「ドラスティックマンデー(仮)」(10月17日スタート、月曜深夜0時半)を立ち上げる。新企画のトライ枠だといい、同局らしい攻めた企画を試しながら、将来のヒットコンテンツの発掘と若手クリエイターの育成を目指す。発表された企画ラインアップでは、街にある「ツタまみれの家」を題材に都市緑化やSDGsについて学ぶものなどが明かされた。