歌手藤井香愛(34)が21日、東京・赤坂MZESでコンサートを行った。今年5月に中野zeroホールで開催した公演のDVDをこの日に発売した記念で実施した。

最新曲「一夜桃色」や18年発売のデビュー曲「東京ルージュ」を歌唱し、ピアノの生演奏に乗って自作詞の語りも行った。

「今日はピアノの生演奏もあって、また1つ成長できました。今回は、歌手としての目標であったコンサートがDVDになった発売記念でのライブです。DVDは、今年5月に会場に来ることのできなかったたくさんの人にも見てもらえる。ぜひ何度も見てほしい。私も一時停止をして見ました」と喜びを語った。

DVDになった公演を振り返ると「歌唱をしたカバー曲のほとんどが初挑戦だった。プレッシャーに押しつぶされそうだったけれど、終わったらやり遂げた達成感もありました」と納得顔だった。

08年にはプロ野球ヤクルトの公認パフォーマンスアーティスト「DDS」に参加。公認サポーターソングを歌うユニット「DAD,S」のメインボーカルを担当した。今でも”ヤクルト愛”は人一倍強い。「昨年の日本一に続いて、今年もリーグ優勝、そして日本一へ頑張ってください。全力で応援します」。

シーズン60本塁打に期待がかかってる村上宗隆選手にも注目。「日々の努力の積み重ねですね。私も見習いたい」と話した。

藤井は小2からボイストレーニングを始め、高校時代はファッション雑誌の読者モデルを経験した“歌と美貌の二刀流”。デビュー前に第一興商のカラオケDAMのガイドボーカルを100曲以上担当するなど、歌唱力は折り紙付きだ。