演歌歌手岩本公水(47)が21日、秋田・羽後町の実家の田んぼで、両親や地元ファンらと毎秋恒例の稲刈りを行った。

デビュー翌年の96年から恒例行事として続けている米作りで、今年も5月に田植えを行っていた。

台風一過で快晴の空の下、ファンや地元の支援者ら約100人が駆け付け、にぎわいを見せた。

岩本は「今年もこうやって稲刈りが出来たことをうれしく思います。コロナも落ち着いてきて、皆さんの笑顔が増え、稲も笑っているように見えました。黄金色に実ったお米に負けないくらい私の歌も輝かせたい」とあいさつした。そして、刈り取った稲に向けて新曲「憂愁海峡」を披露。「『憂愁海峡』を聴きながらお米を味わっていただけたら最高に幸せです」と笑顔を見せた。収穫した米は、コンサートや懸賞などでファンらにプレゼントをする予定だ。

岩本は歌手と陶芸家の二刀流として知られるが、前日には地元の由利本荘市で「歌と陶芸展の同時開催」を実施した。