「笑点」の関係者によると、円楽さんは休場扱い。決して降板したわけではないという。

今年1月に脳梗塞で倒れて以降、リハビリして戻るという前提で、番組の大喜利では円楽さんが積み重ねた座布団の枚数をその日の助っ人が引き継ぐ形にしていた。最初のメンバーの口上でも、「本日、代役の○○です」と述べていた。

番組はお休みしていたが、今年8月の国立演芸場の高座にはこだわりを持っていた。大喜利で常に毒舌を浴びせてきた桂歌丸さんが亡くなるまで、トリを務めていた。その座を引き継いだ。「それだけは出たい」と必死にリハビリに励んでいたという。「笑点」の収録現場の楽屋にも時折、顔を出していた。

なお、すでにできている来年のカレンダー「笑点暦」について関係者は、「歌丸師匠の時もそうだったが、これまでもメンバーが交代したり、亡くなってもそのまま販売してきた。来年もそうなるのでは」と話していた。