9月に72歳で亡くなった落語家三遊亭円楽さんをしのぶ「六代目を偲ぶ会」が28日、東京・国立演芸場で開催された。

三遊亭好楽(76)は「(亡くなって約)1カ月だけどまだピンとこない。これからじわじわ彼のすごさが分かって、感謝することがいっぱい出てくる」と話した。円楽さんが円生継承問題に尽力していたことにも触れ「必ず円楽も円生も誰かしらに継がせます。そうしないと名前が死んじゃいます」とした。また、来年2月には円楽さん関連のイベントが開催されることが発表された。

3日間の「五代目圓楽一門会~秋の一門祭り~」のうち、この日は「六代目を囲む会」として円楽さんが出演予定だった。亡くなったことを受け「-偲ぶ会」に変更され、献花台が設けられ、写真パネルなどが展示された。