NHKは16日、東京・渋谷の同局で「第73回NHK紅白歌合戦」出場歌手発表会見を行い、氷川きよし（45）が「氷川きよし～新たなるステージへ～」と題した特別企画に出場することが発表された。白組、紅組の枠を超えた特別企画になるという。

氷川は今年の紅白をもって歌手活動を休養する。出場にあたりコメントを寄せ「今年も『紅白歌合戦』に出場させていただくことになり感謝の気持ちでいっぱいです。今回は白組・紅組の枠を超え、特別企画としての出場ということで、デビューから23年の想いを込めて、自分という一人の人間として、そしてアーティストとして、みなさまに最高のパフォーマンスをお見せしたいと思います！」と意気込んでいる。

氷川は00年のデビューイヤーに紅白に初出場し、以来20年以上にわたり出場を続ける。近年は「限界突破×サバイバー」での演歌・歌謡の枠を超えたパフォーマンスで注目され、ファッションやライフスタイルにおいても自身の感性を発揮している。

今年のテーマは「LOVE＆PEACE－みんなでシェア！」で、改修工事を終えたNHKホールで2年ぶりに開催される。司会は大泉洋、橋本環奈、スペシャルナビゲーターの櫻井翔、桑子真帆アナウンサーが務める。昨年同様、司会の名称は「紅組」「白組」に分けず「司会」に統一した。